30歳遠藤航、名門リバプールが期待寄せるタスク 英指摘「クロップは新しいミルナー見つけた」
リバプール電撃移籍が秒読み、入団時に求められるタスクを現地考察
イングランド1部リバプールへの移籍が迫る日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)。30歳のMFは新天地で年長選手と若手選手の橋渡し役となることが期待されていると英紙「リバプール・エコー」が報じた。
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リバプールは今夏、キャプテンのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(アル・イテファク)を筆頭にブラジル代表MFファビーニョ(アル・イテハド)、ギニア代表MFナビ・ケイタ(ブレーメン)、元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー(ブライトン)といった中盤のベテランたちが一挙にチームを去った。
代わりにアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターやハンガリー代表MFドミニク・ソボスライといった20代前半の選手を獲得しており、中盤は若返りが進んでいる。ターゲットに定めていたエクアドル代表MFモイセス・カイセド(チェルシー)らの獲得に失敗していたなかとはいえ、今年30歳になった遠藤の獲得に動いたことは現地でも驚きをもって報じられた。
日本代表とシュツットガルトでキャプテンを務める遠藤には即戦力としての活躍はもちろん、その豊富な経験をチームに還元することが求められているようだ。「リバプール・エコー」は「30歳の遠藤の加入は2015年にミルナーがやってきた時と同じように、若手と年長スターの橋渡し役として機能するはずだ」とレポート。今夏にチームを去ったミルナー同様にリーダーシップを発揮することが期待されており、「クロップは新しいミルナーを見つけたのかもしれない」と伝えられている。
イングランドではあまり知られた存在ではなかったものの、ドイツでは2021年と22年に2年連続でデュエル王に輝くなどブンデスリーガ屈指のMFとして知られる遠藤。日本が世界に誇るMFがプレミアリーグでどれほどの活躍ができるのか、注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)