「ベンチに置くことで頼れる」 ラツィオ移籍の鎌田、開幕戦スタメンの確率は「30%」と伊紙指摘
ラツィオは20日にアウェーでレッチェと対戦
今夏の移籍市場でイタリア1部ラツィオに加入した日本代表MF鎌田大地について、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は今週末のリーグ開幕戦でのスタメン可能性を「30%」と報じている。
鎌田は昨季限りでドイツ1部フランクフルトを退団。イタリア1部ACミランなどへ加入の可能性が報じられたがさまざまな事情で決まらず、新天地の決定は8月4日にずれ込んでいた。イタリアでは公式戦がスタートし、イタリアカップで12日に公式戦を迎えたクラブもあるが、ラツィオを含む大多数のクラブは今週末にリーグ戦の開幕が迫っている。ラツィオは20日にアウェーでレッチェと対戦する予定だ。
加入発表から2週間ほどでリーグ開幕戦を迎えることになる鎌田だが、「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙の予想では4-3-3システムの中でウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノが右インサイドハーフのスタメン。鎌田との対比になり、スタメンは70%と30%の可能性とされた。
解説では、マウリツィオ・サッリ監督のアイデアについて「べシーノの位置に鎌田を入れることによってクオリティーが高まるとしても、新加入選手をベンチに置くことで頼れるようにしている」と、切り札としてシーズンをスタートすることになるという見通しが示されている。
新天地では背番号「6」をつける鎌田は、サンプドリアに所属したDF吉田麻也の退団以来2シーズンぶりにセリエAでプレーする日本人選手となる。首都ローマに本拠地を置く水色のユニフォームで躍動することが期待される。
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