リバプールへの電撃移籍が急浮上、韓国メディアも動向注目

　ドイツ1部シュツットガルトの日本代表MF遠藤航にイングランド1部リバプールへの電撃移籍が急浮上した一報が反響を呼んでいるなか、韓国メディアもこの動向に注目。プレミアリーグの名門クラブ入りが接近している状況に「主人公は日本代表の遠藤航だ」と、驚きを持って伝えている。

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　リバプールは今夏、MFジョーダン・ヘンダーソン、MFファビーニョの主力クラスの中盤がサウジアラビアへ移籍。中盤の補強が急務となっていたなかで、本命のMFモイセス・カイセド（ブライトン→チェルシー）獲得に失敗。サウサンプトンMFロメオ・ラヴィア獲得も困難な状況となった。

　そこに白羽の矢が立ったのが、遠藤だ。移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏が自身の公式X（ツイッター）で1800万ユーロ（約28億円）の移籍金でシュツットガルトから加入すると指摘。メディカルチェックを経て、17日にも正式契約を結ぶとされている。

　遠藤のリバプール入り浮上の一報は、英メディアを中心に世界各国で話題に。韓国スポーツ紙「スポーツ朝鮮」では「リバプール、カイセド・ラヴィアを逃し、日本MF遠藤に旋回、『here we go!』まで出た」と、移籍成立間近をほのめかすロマーノ氏によるお馴染みのフレーズを持ち出し報じている。

　記事では「リバプールが新しい守備型MFを見つけた。主人公は日本代表の遠藤航だ」と綴られ、2020-2021シーズンから2年続けて“デュエル王”に輝くなど守備力抜群のポテンシャルに触れ、「ブンデスリーガのトップMFと評価されている」と紹介された。

　また、遠藤のリバプール移籍が成立すればMF香川真司、MF南野拓実に続き、ユルゲン・クロップ政権下でプレーする3人目の日本人選手に。「かつてドルトムントで香川真司と呼吸を合わせたユルゲン・クロップ監督は、南野に続き遠藤獲得を目前にして、知日派の面貌を見せている」とも指摘し、動向を注視していた。