リバプール、MF遠藤航の獲得発表! 背番号「3」に決定…クラブ史上2人目の日本人選手に
ヘンダーソン&ファビーニョが抜けた中盤の補強に着手
イングランド1部リバプールは現地時間8月18日、ドイツ1部シュツットガルトから日本代表MF遠藤航を獲得したと正式発表した。遠藤は「今はとても幸せだし、リバプールのビッグクラブに加入できることにとても興奮している」と。クラブ公式サイト上で語った。
30歳の遠藤は、18年夏にJ1浦和レッズからベルギー1部シント=トロイデンへ完全移籍し、自身初の海外挑戦を果たした。19年夏にドイツ2部(当時)シュツットガルトへレンタル移籍。翌年に完全移籍へ移行し、リーグ戦21試合1得点の成績を残し1部昇格へ貢献した。
2020-21シーズン以降、チームの主軸へ定着し、翌年からはキャプテンに就任。ブンデスリーガで20-21シーズンから2年続けて“デュエル王”に輝くなど抜群の守備力を発揮し、ドイツ国内での評価を高めたなか、世界最高峰とも言われるプレミアリーグへの移籍を掴んだ。
シュツットガルトのセバスチャン・ヘーネス監督は「30歳になった彼に、プレミアリーグのリバプールに加入するチャンスが与えられた。彼の夢だった」と、念願の移籍だったことを指摘。リバプールでは2020年1月から2年半在籍したMF南野拓実(ASモナコ)以来、史上2人目の日本人選手となる。
クラブ公式サイト上では、背番号3を背負うことが発表され、遠藤は「今はとても幸せだし、リバプールのビッグクラブに加入できることにとても興奮している。素晴らしい気分だし、これが私の夢だ。プレミアリーグで、そして世界最大のクラブ1つでプレーすることはいつも夢だった。私にとって夢が叶った」と語っている。
リバプールは今オフ、主力のMFジョーダン・ヘンダーソン、MFファビーニョがサウジアラビアへ移籍。補強が急務となっていたなかで、補強ターゲットとしていたMFモイセス・カイセド(ブライトン→チェルシー)、MFロメオ・ラヴィア(サウサンプトン→チェルシー)の獲得はいずれも失敗に終わっていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)