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英女子代表10番が捧げた“ハート”ゴールパフォの意味「感情的」 5人の友情示すポーズに現地注目
10番エラ・トゥーンが今大会初ゴール
オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)の準決勝第2試合で、イングランドが開催国オーストラリアを3-1で下し、初の決勝進出を果たした。この試合でイングランド女子代表MFエラ・トゥーンが先制ゴールを決めて勝利に貢献したなか、ゴール後のパフォーマンスに注目が集まっている。
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エラ・トゥーンはマンチェスター・ユナイテッドの女子チームでも背番号10を背負い、チームの主力として活躍。今大会では5試合に出場し、オーストラリア戦での一撃がW杯初ゴールとなった。
試合は前半36分、イングランドが左サイドからゴール前に迫ると、FWアレッシア・ルッソが中央へ折り返す。これにエラ・トゥーンが右足ダイレクトでシュートを放つとファーサイドに決まり、イングランドが先制に成功した。
後半18分にオーストラリアが同点ゴールを決めるも、直後の同21分にイングランドが勝ち越しに成功。終了間際の同41分には先制ゴールをアシストしたアレッシア・ルッソがゴールネットを揺らして2点差に。試合はそのまま3-1で終了し、イングランドが決勝進出を果たした。
そんななか、英紙「スポーツ・バイブル」では、「エラ・トゥーンのゴールセレブレーションは感情的な意味を持つ」と、ゴール後の一幕に注目。ゴールパフォーマンスに込めた思いを紹介した。
記事では、エラ・トゥーンが英公共放送「BBC」で語ったゴールパフォーマンスの意味を紹介。エラ・トゥーンは5人の友人とともに、左手首にハートのタトゥーを刻んでいるようで、「彼女たちは、(ゴールを決めた後に)キスをして、ハートポーズをするよう求めているんです」と、友人たちに捧げられたゴールパフォーマンスであったことが明かされた。
初の決勝進出の原動力となっているエラ・トゥーン。友人たちの思いを背負いつつ、悲願のW杯制覇に向けて決勝戦に挑む。