リバプール、30歳MF遠藤航の獲得に英紙驚嘆「サプライズ契約」 今夏は獲得失敗続くも「今回の取引では問題はない」
17日にもメディカルチェックと報道
イングランド1部リバプールが、新戦力としてドイツ1部シュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航を獲得に動いた。移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏が自身の公式X(ツイッター)で伝え、複数メディアが報じた。英紙「ガーディアン」では、「サプライズ契約」と驚きをもって伝えた。
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今夏の移籍市場でリバプールは、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン、ブラジル代表MFファビーニョがサウジアラビアへ移籍。その後、エクアドル代表MFモイセス・カイセド、MFロメオ・ラビアの獲得に乗り出し、クラブ間合意を取り付けたものの獲得に失敗していた。中盤の強化が必要なイングランドの名門は、森保ジャパンのキャプテンである遠藤をターゲットにしたようだ。
そのなかで、ロマーノ氏は「独占情報」と打ち、「リバプールは日本人MF遠藤航の完全移籍に向けて正式なオファーを送った。シュツットガルトとの交渉は進展中。選手は、キャリアで最大の機会になるため、移籍を望んでいる。リバプールのシュマトケSDによる驚きの動きだ」と、第1報を報道。さらに約1時間後には「遠藤航のリバプール行き、ヒア・ウィー・ゴー!」と、お決まりのセリフとともに移籍決定を伝えた。「木曜日にメディカルチェックが予約されており、日本人MFは1800万ユーロ(約29億円)の移籍金でシュツットガルトから加入する。個人の条件面では数時間で合意することになり、シュツットガルトのキャプテンである遠藤は、クラブに去ることと彼の夢を追うことを求めた。真実性が確認済みの独占情報」と、17日にもメディカルチェックして契約に進むようだ。
これに「ガーディアン」紙は「リバプールはシュツットガルトから日本代表の守備的MF遠藤航を1800万ユーロで獲得するというサプライズ契約を結んだ」として、獲得に失敗したカイセドやラビアらのような「問題は今回の取引では想定されていない」とスムーズに移籍が完了すると見ている。
リバプールに日本人選手が加入するのは、現フランス1部モナコのMF南野拓実以来であり、今季のプレミアリーグの日本人選手はブライトンのMF三笘薫、アーセナルのDF冨安健洋に続き、3人目。30歳の遠藤はビッグクラブでどのようなシーズンを過ごすのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)