レアルは久保建英の「保有権を持ちたがっている」 将来的な復帰の可能性を現地指摘「戦力になると考えている」

ソシエダでプレーする久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダでプレーする久保建英【写真:Getty Images】

昨シーズン活躍した久保建英には国内外からオファーが届いた

 スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、今夏の移籍市場でスペイン国外のクラブから複数のオファーを受けていたという。レアル・マドリード専門メディア「DefensaCentral」は、久保がレアル・ソシエダへの残留を望んだものの、保有権を50%持つ古巣のレアルも、この移籍を望まなかったと報じている。

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 昨シーズンの開幕前にレアル・ソシエダへ完全移籍を果たした久保だが、その保有権の50%は今もレアル・マドリードが保有している。ソシエダで大活躍を見せた久保については、今もレアルが注視し続けており、2500万ユーロ(約40億円)のオファーであっても保有権を手放すつもりはないという。

 サウジアラビア1部アル・ヒラルやイタリア1部ナポリからのオファーが報じられている久保だが、レアルにも保有権があるため、移籍をすればレアルにも移籍金が支払われることになる。しかし、記事では「もしレアル・ソシエダが完全移籍をさせる気になり、レアル・マドリードに残りの50%の保有権を手放すように説得しても、それが実現することはない。レアルの首脳陣はタケ・クボがリーグでも突出したクオリティーの選手になる可能性があるため、保有権を持ちたがっている。スカウトも新たに競技面で戦力になると考えている」と、将来的に復帰させる可能性を捨てていないと伝えている。

 今夏の移籍市場では、クラブが動く前に久保自身が莫大な金額が動くオファーを無視したというが、「レアルは彼が出場する試合を気にかけ続け、私たちの国から出ることを拒否し、あらゆるプレッシャーをかけて移籍させることを阻止するだろう」と、伝えている。

 来夏はフランス1部パリ・サンジェルマンとの契約が満了するフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得に動くとされているレアルだが、今季のパフォーマンス次第では、久保もレアル復帰に近づくかもしれない。

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