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スウェーデン女子、スペイン戦担当のレフェリーに不満 海外報道「私たちの顔を見て笑った」「がっかり」
アウベス主審について、スウェーデン女子選手が「パフォーマンスを批判」
スウェーデン女子代表は8月15日、オーストラリアとニュージーランドで開催の女子ワールドカップ(W杯)準決勝でスペインと対戦し1-2で敗れた。この試合を裁いていたブラジル人レフェリーのエディナ・アウベス・バチスタ主審について、スウェーデン女子選手が「パフォーマンスを批判」していると海外メディアが報じている。
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0-0のまま試合が進むと、後半36分にスペインが先制弾をゲットする。それでも同43分にスウェーデンは、スローインの流れからクロスで崩しMFレベッカ・ブロンクビストが押し込んで同点に追い付く。
しかし後半44分、スペインにショートコーナーからチャンスを作られDFオルガ・カルモナの強烈ミドルが決まる。1-2のままゲームはタイムアップを迎え、スウェーデンは準決勝での敗退が決定した。
ブラジルメディア「UOLエスポルチ」では、スウェーデン選手たちが試合後に放ったレフェリーへの不満の言葉を取り上げている。アウベス主審についてMFリッティング・カネリードは「レフェリーは私たちの顔を見て笑った。彼女はスペイン人と同じ言語を話し、(彼女らに)多くの利点を与えた」と主張。またFWリナ・フルティグも厳しい言葉を発している。
「がっかりした。自分たちが大きくて強いというだけで、すべてが不利になってしまった。スペインの選手が簡単に倒れることは知っている。悔しいよ。なんて言っていいかわからない」
対格差を踏まえ、ジャッジに不満を放ったフルティグ。FWコソヴァレ・アスラニも「多くの審判が受け入れられなかった。W杯では、ベストがそこにあるべきだと信じている」と、アウベス主審のレフェリングに対し苦言を呈していた。
今大会の決勝トーナメントでは、日本がノルウェーに勝利した試合も担当していたアウベス主審。敗戦したスウェーデン選手の判定への不満が、スペイン戦では溜まっていたようだ。