スペイン女子、初のW杯決勝進出を呼ぶ劇的勝ち越し弾に母国紙注目「完璧なエクスタシーをもたらした」
後半44分にカルモナが値千金の決勝弾
スペイン女子代表は8月15日、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)の準決勝でスウェーデンと対戦。終盤に劇的な勝ち越し弾で2-1と熱戦を制した。スペイン紙「AS」も「スペインのエクスタシー」と伝えている。
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激戦が繰り広げられた試合で、スコアが動いたのは後半36分だった。スペインは左サイドからのクロスがゴール前にこぼれたところをFWサルマ・パラジュエロが押し込んで念願の1点を手にした。しかしその7分後、高さが売りのスウェーデンがスローインの流れからクロスで崩し、MFレベッカ・ブロンクビストが押し込んで同点にする。
1-1のまま延長戦に入るかと思われた後半44分、スペインがショートコーナーからつないでDFオルガ・カルモナが強烈ミドル。クロスバーに当たったシュートはそのままゴールインし、終盤での劇的な勝ち越し弾となった。
アディショナルタイム7分の間、スウェーデンの猛圧を受けたが得点は許さず。2-1でスペインが初の女子W杯決勝進出を決めた。
スペイン紙「AS」は「スペインのエクスタシーと決勝進出」と見出しを打ち、「カルモナのゴールは完璧なエクスタシーをもたらした。スウェーデンのブロンクビストのゴールが一度はスペインの希望を打ち砕いた。しかし、さらに厳しい状況になった時、カルモナが相手GKの牙城を崩す強烈な左足シュートで試合を終わらせた。そう、スペインはW杯のファイナリストなのだ」
スペインは8月20日の決勝戦で、8月16日のもう1つの準決勝オーストラリア対イングランドの勝者と優勝を懸けて対戦する。
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