C大阪レジェンドの森島と元主将の藤本がケンペスを追悼 「攻撃的なセレッソを引っ張ってくれた」
ケンペス在籍時、主将を務めていた藤本は「まずは嘘であって欲しいと思っていた」
現地時間28日にコロンビアで発生した航空機墜落事故で、ブラジルのサッカークラブ「シャコペエンセ」の選手や首脳陣、そして同行記者ら70人以上が犠牲になる大惨事が起きた。その中には、かつてJリーグのセレッソ大阪やジェフユナイテッド千葉でプレー経験のあるFWケンペス選手も含まれており、C大阪公式サイトではケンペス所属時の主将、そしてセレッソのレジェンドである森島寛晃氏が追悼コメントを寄せている。
ケンペスは2012年にC大阪に加入。当時C大阪のエース格だったMF清武弘嗣(現セビージャ)やMFキム・ボギョンが海外移籍するなか、レンタル先の徳島から復帰したFW柿谷曜一朗らとともに前線の軸としてプレー。リーグ戦27試合7得点、ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)5試合1得点、天皇杯2試合1得点の成績を残した。
主力として活躍したケンペスだけに、選手もショックを受けている。2012シーズンに主将を務めた藤本は公式サイトを通じて以下のコメントを発信した。
「まずは嘘であって欲しいと思っていたし、言葉にするのが難しいです。外見は怖さがありましたが優しくて、真面目でチームのために自分を犠牲にできる選手でした。大阪ダービーでケンペス選手が得点して決めたのが一番頭に残っています。当時一緒にやっていた選手たちと心配していたし、やりきれない気持ちです」
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