バイエルン新加入のFWケイン、プレミア復帰の可能性は?「僕にはまだキャリアで…」 最多得点記録について言及
バイエルンでは「信じられない経験をさせてもらっている」
イングランド1部トッテナムからドイツ1部バイエルンへ移籍したイングランド代表FWハリー・ケインは、将来的なプレミアリーグ復帰も頭に入れているようだ。英メディア「talkSPORT」が報じている。
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これまでプレミアリーグで320試合213得点を挙げていたケインは、トッテナムに残留すれば元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が記録したプレミアリーグ最多得点記録の260得点を確実に抜くと思われていた。今回の移籍市場で戦いの舞台をブンデスリーガに移したケインだが、この記録を更新することは諦めていないようだ。
加入直後のドイツ・スーパーカップに途中出場してバイエルンデビューを果たしたケインだが、バイエルンはRBライプツィヒに0-3で敗れ、キャリア初のタイトル獲得はできなかった。完璧なスタートを切ることはできなかったものの、ケインは「ここまで信じられないような経験をさせてもらっている」と、キャリア初の移籍後の充実ぶりを口にしている。
「とても多くのことが起きて、多くの人と知り合い、環境も新しくなった。ここに来てから僕と家族が受けた歓迎、そして昨日の試合はマジカルだった。ここにいることができてワクワクしているし、早く落ち着いて、与えられた仕事に取り組みたい」と、意気込みを語っている。
また、「いつだって決断は難しいものだった。トッテナムは僕の心に結びついているクラブだ。でも、僕はタイトルを勝ち取りたかったし、今が正しい時だと思った。人々はシアラー氏の記録のことを言うけれど、僕にはまだキャリアで長い時間が残っている。今は、とにかくこのクラブを助けること。それだけに集中しているよ」と、新天地での活躍を誓うとともに、将来的なプレミアリーグの最多得点記録についても言及した。
今シーズン、トッテナムはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逃しているが、バイエルンはCLにも出場する。「僕は常に自分を限界まで高めたかったし、どこまで自分が行けるかを見たかった。究極的に、僕は最高のレベルでプレーをしたいし、CLでもプレーしたい。毎年、タイトルを競いたい。世界でも最大のクラブの1つであるバイエルンに来ることは、その機会を与えてくれることになるし、新しいチャレンジを楽しみにしているよ」と、タイトルへの強い思いを語っている。
(FOOTBALL ZONE編集部)