清武が先発となれば第4節のエイバル戦以来

　ターンオーバーの導入は、今季セビージャに加入しながらも出番に恵まれない清武にとって大きなチャンスであり、貴重な実戦の場となる。第13節バレンシア戦では後半途中から投入されたが、スタメン出場となると第4節エイバル戦まで遡ることになる。下部リーグ在籍のフォルメンテラ相手とはいえ、結果を残せば今後の過密日程でも貴重な戦力としてより評価を高めるだろう。

　サンパオリ監督は「休息を取ることで選手たちが回復することを願っている。メンタルもだし、それは肉体的にも影響する」と話し、元フランス代表MFサミル・ナスリがCLリヨン戦で復帰するプランも視野に入れていると明かしたという。絶対的レギュラーが戻ってくるまでに、清武は存在感を放てるか。日本代表の中心になった27歳にとって、非常に大切な1週間となりそうだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images