チームは11月末から12月上旬にかけて、すべてアウェーマッチの4連戦

　日本代表MF清武弘嗣に、公式戦2試合連続出場のチャンスが巡ってくるかもしれない。セビージャのホルヘ・サンパオリ監督は現地時間30日に開催されるスペイン国王杯ラウンド32、フォルメンテラとのアウェーマッチを前に会見に臨んだ。公式サイトによると、敵地での戦いが続く日程に「多くの選手を起用する必要がある」とターンオーバーを敷く予定だと話している。

　リーガ第13節終了時点で8勝3分2敗の3位、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）でもグループ2位につけるセビージャだが、11月末から12月上旬にかけての4連戦はCLグループステージ突破の懸かるリヨン戦を含めて、すべてアウェーマッチという厳しい日程となっている。

　その初戦となるのはフォルメンテラ戦だが、ここまでメンバーを固定化して戦ってきたサンパオリ監督も、この試合が一つの“山場”だと考えているようだ。

　会見で指揮官は「我々には“4つの決勝戦”が待ち構えている。そして立て続けにアウェーへ訪ればければならない。今は明日の試合に望むことになり、遠征はグラナダ、リヨン、（セルタの本拠地）ビーゴと続く。だからこそ、我々は多くの選手を起用する必要がある」とコメントした。