「なんというデビュー戦だ!」 ラツィオ鎌田、“圧巻ボレー弾”初実戦に現地絶賛「サッリの部下になれる」
セリエCラティーナとのテストマッチで新天地デビュー
今夏にイタリア1部ラツィオに新加入した日本代表MF鎌田大地が現地時間8月13日、セリエCラティーナとのテストマッチでスタメン出場し、新天地デビューを飾った。9-0で勝利した一戦ではボレー弾で初得点もマーク。堂々たるプレーに現地メディアも「目を見張る能力」と賛辞を送っている。
鎌田は昨季限りでドイツ1部フランクフルトを退団。イタリア1部の名門ACミランなどへ加入の可能性が報じられるもさまざまな事情で決まらず、今月4日にラツィオ入りが決定。新天地での背番号は6となり、調整に励む様子が伝えられたなか、13日に行われたラティーナとの練習試合で実戦デビューを果たした。
4-3-3システムでプレーした鎌田は後半3分にチーム6点目をマークした。MFマッティア・ザッカーニが前線でボールキープした際、最終ライン背後へ走り込むと、ザッカーニからの浮き球パスを左足でダイレクトボレー。ゴール右隅へ流し込む得点でラツィオ加入後、初実戦で初ゴールとなった。
この得点から6分後に交代となった鎌田は、20日に迎えるレッチェとのセリエA開幕戦に向け好アピールに成功。ラティーナ戦でのパフォーマンスに、クラブ専門メディア「LA LAZIO SIAMO NOI」は「なんというデビュー戦だ!」と注目し、選手採点では「初先発でポジティブなプレーが多い。目を見張るようなフィットする能力。鎌田はどこでも(マウリツィオ・)サッリの部下になれる」と賛辞が送られた。
自身初のイタリア挑戦となる新シーズンで、テストマッチながら早速結果を残した鎌田。今週末に控えるリーグ開幕戦に向け、順調な歩みを進めた。
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