J2岡山MF佐野航大、オランダ1部NECナイメヘンの完全移籍を発表 「海外でチャレンジしたい」
岡山で主軸に定着、今年5月のU-20ワールドカップにも出場
J2ファジアーノ岡山は8月14日、U-20日本代表MF佐野航大がオランダ1部NECナイメヘンに完全移籍することを発表した。クラブの発表によると、同選手は15日のトップチームの練習には参加せず、同日に離日するという。
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19歳の佐野は2022年に米子北高校から岡山入り。同年にJリーグデビューを飾ると、ルーキーイヤーながら出場機会を掴み、リーグ戦28試合3得点の成績を残した。2年目も攻撃の主軸として定着し、ここまで20試合2得点を記録している。
年代別代表での活躍も目立ち、今年5月に行われたU-20ワールドカップでは日本のグループリーグ全3試合で先発出場。近い将来のA代表入りが期待されるタレントとして注目されている。なお、NECには今夏に横浜FCから期限付きしたFW小川航基も所属している。
選手のコメントは以下のとおり。
「このたび、オランダリーグ1部のNECナイメヘンに移籍することを決断しました。ファジアーノ岡山が掲げるJ1昇格という目標がある中、シーズン途中でチームを抜けることに対して自分の中で戸惑いはありましたが、色々な方と話をして海外でサッカーをするという自分の目標にチャレンジしたいという決断に至りました。
ファジアーノ岡山に加入して日々の練習やリーグ戦でたくさんの失敗もしましたが、いつも温かい拍手や声援を送ってくださった、家族、友人、チームメイト、監督、コーチングスタッフ、フロントスタッフ、ファン・サポーター、スポンサーの皆さまには感謝しかありません。
そして、ファジアーノ岡山で経験させて貰ったことを100%ぶつけて海外で必ず成長して、子どもたちに夢を与えられる選手になれるよう頑張ってきます。
応援してくださっている方々に良い結果が届けられるように頑張りますので、これからも応援していただけたら嬉しいです。1年半という短い間ではありましたが、本当にありがとうございました。行ってきます!!」
(FOOTBALL ZONE編集部)