古橋亨梧は「エリートプレーヤー」 開幕2戦連発をセルティック監督が絶賛「卓越したフィニッシュ」
第2節アバディーン戦で勝ち越しゴールをマーク
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、現地時間8月13日のスコティッシュ・プレミアシップ第2節アバディーン戦(3-1)で決勝点を挙げる活躍で勝利に貢献した。今季就任のブレンダン・ロジャーズ監督は開幕から2戦連発のエースを「卓越したフィニッシュ」「エリートプレーヤー」などと絶賛している。
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ホームでの開幕戦でロス・カウンティに4-2と快勝したセルティックはアバディーンの敵地に乗り込んでの一戦。前半11分にFW前田大然のアシストからFWリエル・アバダが決めて先制するも、同25分に追いつかれる展開となった。
しかし、その同点ゴールから4分後に古橋がゴールネットを揺らす。相手DFが試みたGKへのバックパスをオフサイドポジションにいた古橋が奪うと、そのまま右足で鋭いシュートをネットに突き刺した。2試合連続ゴールでチームにリードをもたらした。
セルティックは終盤にも追加点を奪って3-1で勝利し、開幕2連勝スタート。勝利の立役者となった古橋をロジャーズ監督も手放しで称賛している。
「我々は彼のゲームに変化を加えようとしている。彼の最終ラインでの動きは素晴らしい。DFの背後を取ることができるし、彼がビルドアップのプレーに参加すれば、特にマンマークを採用しているチームが相手であればスペースを作り出すこともできるだろう。そして、彼のフィニッシュは卓越している。彼はクレバーで、抜け目がない。動きや走りの面で彼はエリートプレーヤーだ。オフサイドでのプレーも素晴らしかった。あれこそがストライカーだ。(オフサイドの)ルールが変わったのだから、ストライカーには慌てて戻ってくるなと伝えている」
指揮官は古橋の決定力の高さはもちろん、相手の背後を取る動きの質やチャンスを確実にモノにする抜け目のなさを絶賛していた。昨季リーグ得点王やMVPなど個人タイトルを総なめにした点取り屋は今季もセルティックの攻撃を力強く牽引してくれそうだ。