天才司令塔イニエスタの帰還でバルサに朗報! レアルとのエル・クラシコ出場に指揮官も太鼓判
10月のバレンシア戦で右膝外側側副靭帯損傷 エンリケ監督は「彼は万全の状態」
今年10月のバレンシア戦で右膝外側側副靭帯損傷の重症で長期離脱していたバルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、現地時間12月3日のレアル・マドリード戦に出場できる見通しとなった。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
頼れる男が「エル・クラシコ」の大一番に帰ってくる。25日にチーム練習に復帰した中盤の大黒柱について、ルイス・エンリケ監督が復帰にゴーサインを出した。
「アンドレスはドクターから問題なしという診断を待っているところだが、それはあくまでも正式な手続きの部分だ。彼は万全の状態で、一緒に練習している」
指揮官はイニエスタが宿敵との大一番に出場可能だと明言した。前節レアル・ソシエダと1−1と引き分け、公式戦31戦無敗を誇る首位レアルとの勝ち点差が6に広がった。ライバルに遅れを取っているバルサだが、この天才司令塔の復帰は大きな朗報と言えるだろう。
バルセロナはレアル戦の前に、30日には国王杯のヘルクレス戦を控えている。エンリケ監督は前日会見で「アンドレスは出場停止なので明日はプレーしないが、もし出場可能だったなら彼は数分間、出番を得ていただろう」と語っていた。
最大のストロングポイントであるリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールという強力トリデンテに加え、彼らを背後から操るイニエスタも復活し、クラシコに向けた準備は万端のようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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