チェルシー戦力外MF、交通事故→6600万円愛車破損に英注目 「キャリアのほうが事故のようなもの」
7月末に高級愛車がオランダ首都で事故
イングランド1部チェルシー所属のモロッコ代表MFハキム・ツィエクは今夏、サウジアラビア移籍に近づいていたものの、メディカルチェック中に見つかった問題により破談となった。シーズンが開幕し去就に注目が集まるなか、プライベートでのトラブルが話題に。英メディアが報じている。
今冬からチェルシー退団の道を模索しているツィエク。今年2月にはフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)とのレンタル移籍に合意したかと思われたが、書類上のミスなどで一転白紙に。シーズン終了後にサウジアラビア1部アル・ナスルへの加入を試みたが、今度はメディカルチェックで膝の問題を指摘され、またもや移籍話は破談となった。
チェルシーのオーナーであるトッド・ベイリー氏とマウリシオ・ポチェッティーノ監督の双方ともツィエクの売却を望んでいるとされ、選手本人としても出場機会を確保できるクラブをいち早く見つけたいところだろう。
だが、そんなツィエクの愛車がこのほどオランダの首都アムステルダムで大事故を起こしたという。英紙「ザ・サン」が報じた。
記事によると、事故が起きたのは現地時間7月31日。ツィエクが所有する36万ポンド(約6600万円)の愛車「ロールス・ロイス カリナン」が交通量の多い交差点でフォルクスワーゲン・ポロと衝突し、その勢いで縁石に乗り上げ近くの駐輪場に突っ込んだ。ただ幸いにもツィエクの乗車は確認されておらず、運転手の身柄は地元当局に拘束されたという。
今回の事故には、英紙「デイリー・メール」も注目。事故の様子を報じたところ、コメント欄には「チェルシーでのキャリアのほうが事故のようなもの」といった声が寄せられている。
自身に被害が及ばなかったことが不幸中の幸いとはいえ、公私ともに悪いニュースが続くツィエク。新天地を見つけ、悪い流れを払拭できるだろうか。