古橋亨梧のフィニッシュ精度は「最高級だ」 セルティック宿敵OB絶賛、特殊能力を“別格レベル”と分析
元レンジャーズのロイ氏が古橋のポテンシャルを称賛
日本代表FW古橋亨梧は、スコットランド1部セルティックに加入して以降、目を見張るパフォーマンスで評価を高めてきた。今シーズンもリーグ開幕から2戦連発と好調ぶりを示すなか、かつてセルティックのライバルであるレンジャーズでプレーしていたFWロリー・ロイ氏は、古橋の得点センスを絶賛している。スコットランド紙「スコティッシュ・サン」が報じた。
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かつてU-21スコットランド代表に選出されたロイ氏は、古橋が1997年から2004年までセルティックでプレーした元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション氏以来、スコットランドでプレーした最高の選手だと考えているようだ。
2022-23シーズンにセルティックで公式戦50試合に出場して34得点5アシストを記録した古橋は、クラブの3冠獲得に貢献し、リーグ得点王、最優秀選手賞と個人賞を総なめにした。そんな古橋について、ロイ氏はイングランドのビッグ6でも通用すると分析した。
ロイ氏は「私はキョウゴがセルティックに加入して間もない頃から、ずっと彼の鋭さと創造性について称賛してきた。私自身もFWだった経験から言わせてもらうと、特にエリア内でのあのファーストタッチの良さが、ほかの選手たちと比べて早くシュートを打てる理由になっている。たった0.5秒でチャンスはなくなる。彼のファーストタッチは巧みであり、フィニッシュの精度は最高級だ。彼の動きは最高級のものだ」と、古橋の動きを分析した。
昨季までセルティックを率いたアンジェ・ポステコグルー監督がイングランド1部トッテナムの監督に就任したこともあり、今夏の移籍市場では古橋のプレミアリーグ行きが噂された。ロイ氏は「私は過去にも、彼がプレミアリーグのトップ6のクラブでも活躍できると考えていると言ってきたが、本当にそう思う。毎週末とミッドウィークの連戦に耐えられるかは分からないけれどね。でも、彼はとても賢く、非常に良いサッカー選手だ。私の考えでは、彼と長期契約を結んだことはセルティックの最高のビジネスだったと思う。彼は突出していて、スコットランドでプレーした選手ではヘンリク・ラーション以来、最高の選手だと思っている。本当にね。ヘンリク・ラーション以降、ラーション以外ではね。それくらい、彼は良い選手だと思っている」と、絶賛した。
(FOOTBALL ZONE編集部)