リーグデビュー戦で早速ゴール

　スペイン1部レアル・マドリードは現地時間8月12日、ラ・リーガ開幕戦でアスレチック・ビルバオと対戦し、2-0で勝利した。この試合で新加入のイングランド代表MFジュード・ベリンガムがラ・リーガデビューを果たし、ゴールを決めて勝利に貢献した。

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　ベリンガムは、2019年にイングランド2部バーミンガムで16歳の若さでプロデビューを飾ると、20年にドイツ1部ボルシア・ドルトムントへステップアップ移籍した。ドルトムントで加入直後から主力として活躍し、今夏、移籍金1億300万ユーロ（約160億円）でレアルと6年の長期契約を結んだ。

　プレシーズンマッチでもゴールを決めていたなか、ラ・リーガの開幕スタメンに名前を連ねたベリンガム。中盤の一角で出場すると、1-0で迎えた前半36分だった。左サイドのコーナーキックからゴール前でフリーになると、右足ダイレクトでシュート。コースを狙った一撃は、ワンバウンドしてファーサイドに決まった。

　試合はそのまま2-0で終了し、レアルが開幕白星スタート。ベリンガムはラ・リーガデビュー戦でフル出場を果たすと、この試合のマン・オブ・ザ・マッチ（MOM）にも選出された。

　英紙「ザ・サン」では、「見事なボレーシュートを決め、マン・オブ・ザ・マッチに輝くなど、レアル・マドリードのキャリアにおいて、夢のようなスタートを切った」と、ベリンガムの活躍を称えた。

　また、英紙「デイリー・メール」では、「ベリンガムがすべてを動かしていた」と、ゴール以外のプレーを称賛し、「ジダンの背番号5のシャツにふさわしいものだった」と、白い巨人でのデビュー戦を伝えた。

　20歳ながらUEFAチャンピオンズリーグ（CL）や、ワールドカップ（W杯）の舞台を経験しているベリンガム。これからレアルの一員として数々のタイトルを獲得する原動力になるはずだ。