開幕戦は及第点以上 アーセナル冨安、急遽出場も「堅固なパフォーマンス」と英評価
後半5分に新加入DFティンバーに代わって途中出場
イングランド1部アーセナルは、現地時間8月12日に行われたプレミアリーグ開幕節でノッティンガム・フォレストに2-1で勝利した。後半5分からピッチに立った日本代表DF冨安健洋に対し、英メディアはまずまずの評価を与えている。
今夏の移籍市場でオランダ1部アヤックスから加入したオランダ代表DFユリエン・ティンバーの負傷を受けて、後半の早い時間帯に投入された冨安。英メディア「90Min」は、寸評で「アーセナルが2-0とリードしている時に距離のある位置からゴールを狙った。だが、その後はリードを守ることに専念した」と記し、平均点となる「6.0」の採点をつけた。
英紙「イブニング・スタンダード」も、「ハーフタイム明けすぐに負傷したティンバーと交代でピッチに入り、堅固に見えた。悪夢のような昨シーズンの負傷のあと、今シーズンはユーティリティー性が鍵になるかもしれない」と、出場機会を増やすためのポイントも指摘している。
そして最も高い「7.0」の評価を与えた英メディア「London World」は、「途中出場して堅固なパフォーマンス」と、その働きぶりを称賛している。
一方、「7点」を付けたティンバーとの比較で物足りないとしたのは英紙「ザ・サン」で、「ユリエン・ティンバーの負傷に伴い、必要となって途中出場したが、ボールを持った時は彼ほど良くなかった。それでも守備面ではとても堅かった」と、攻撃面での課題を指摘している。
昨季は負傷に苦しみ、不完全燃焼のシーズンを送った冨安。プレミアリーグでの出場は、今年3月12日に行われた2022-23シーズンの第27節フルハム戦(3-0)以来、約5か月ぶりとなったが、守備面に関しては十分なパフォーマンスを見せたと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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