11日に広島への完全移籍が発表

　横浜F・マリノスは8月12日、J1リーグ戦第23節でガンバ大阪とホームで対戦し、2-1で勝利した。11日にサンフレッチェ広島への完全移籍が発表されたFWマルコス・ジュニオールにとって横浜FMでのラストマッチとなったなか、試合後に見せた涙が反響を呼んでいる。

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　現在30歳のM・ジュニオールは2019年に横浜FMに加入し、Jリーグに挑戦。同年のリーグ戦で15得点を挙げ、J1制覇に貢献すると、得点王とベストイレブンに輝いた。在籍5年目の今季は先発定着には至らず、リーグ戦18試合（2得点）に出場も、スタメンは5試合にとどまっていた。

　M・ジュニオールが見守った試合は前半34分、MF喜田拓也の放ったシュートが右ポストに当たり、その跳ね返りをFWヤン・マテウスが押し込んで先制に成功。ゴールを決めたヤン・マテウスは、FWアンデルソン・ロペスとともに、M・ジュニオールがゴールパフォーマンスで何度も披露していた「かめはめ波ポーズ」でゴールを祝った。

　その後、前半44分にFW食野亮太郎に同点ゴールを奪われるも、後半6分にFWエウベルが獲得したPKをA・ロペスが決めて勝ち越しに成功。試合はそのまま2-1で終了し、M・ジュニオールを勝利で送り出した。

　そんななか、横浜FM公式X（ツイッター）では、試合後のM・ジュニオールに密着した様子を公開。スタジアムを一周しながら笑顔でファン・サポーターに挨拶する姿や、涙を流した感動シーンが収められた。

　コメント欄では、「マリノスでプレーしてくれてありがとう」「親愛なる10番」「お別れが辛すぎる」「涙止まらない」「こんなん泣くやん」「最高にかっこいい選手！」など、別れ惜しむ声と、新天地での活躍を願うコメントが多く寄せられた。

　4年間の在籍で多くのファン・サポーターに愛される存在となったM・ジュニオール。新天地の広島でもファンの心を掴むプレーに期待だ。