アーセナル新加入DF負傷、アルテタ監督は「動きがおかしかった」と指摘 冨安の序列にも影響か
ティンバーは足を痛めて冨安と交代
イングランド1部アーセナルは、現地時間8月12日に行われたプレミアリーグ開幕戦でノッティンガム・フォレストに2-1で勝利した。日本代表DF冨安健洋はオランダ1部アヤックスから加入したDFユリエン・ティンバーの負傷を受けて後半5分から途中出場したが、ミケル・アルテタ監督がティンバーの負傷について語っている。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。
ティンバーは前半終了間際にノッティンガムのウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンとぶつかって足を負傷。後半のキックオフ時にはピッチに立っていたが、その後にピッチへ倒れ込み、同5分に冨安と交代していた。
アルテタ監督は「医師が彼を見て、プレーを続けられると判断したし、それは彼も同じだった。後半開始、最初のプレーで彼の動きはおかしかった。そのため、すぐに交代させた。今は彼がどういう状況になっているのかを見ないといけない」とコメントをしている。
今季のアーセナルにはティンバー以外にも、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ、スコットランド代表DFキーラン・ティアニーが所属しているが、ジンチェンコは負傷中で、出場機会を求めているティアニーは移籍が噂されている状況だ。
今季は左サイドバックでプレーする可能性が報じられていた冨安が、ティンバーに代わって左サイドバックに入った。現在、センターバックを探しているイタリア1部インテルからの関心が報じられる冨安だが、ティンバーの診断結果次第では、最終ラインを幅広くこなせる冨安が売却不可能となる可能性もありそうだ。