ブライトン三笘薫、1アシスト&パス成功率90%超 プレミア開幕戦で「脅威的プレー」と現地絶賛
ルートン・タウンとの開幕戦で2得点に絡む働き、現地採点でチーム最高評価
イングランド1部ブライトンは現地時間8月12日、プレミアリーグ開幕戦で昇格組のルートン・タウンとホームで対戦し、4-1で勝利した。日本代表MF三笘薫は先発フル出場を果たしたなか、前半36分に先制点をアシスト。後半には追加点となるPKを導くパスを供給し、2得点に絡む働きを見せた。現地メディアはこの日のパフォーマンスにチーム最高評価を与えている。
三笘はプレミア初挑戦となった昨季、リーグ戦33試合に出場して7得点5アシストをマーク。緩急自在のドリブル突破を武器に主軸として活躍し、クラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得となる6位フィニッシュに貢献した。英国内での評価を上げたなかで迎える新シーズン開幕戦でのパフォーマンスに注目が集まったなか、ホーム開幕戦で早速躍動した。
スコアレスで迎えた前半36分、ブライトンは敵陣へ攻め込んだなかで、MFマフムード・ダフードからのパスをペナルティーエリア左の外側付近で受けた三笘はゴール前へ絶妙クロス。これをMFソリー・マーチの頭へピタリと合わせて待望の先制点をもたらす。さらに、後半26分には巧みなフェイントで相手を翻弄した動きから、追加点となるPKを誘発するパスを供給した。
主戦場の左サイドで輝きを放ったプレーぶりに、ブライトン地元メディア「SussexLive」の採点ではチーム最高評価の8点が与えられ「先制点のお膳立てとなったマーチのボックス内へのクロスは見事だった。終始、脅威的なプレーを見せ続けた」と、4-1勝利に貢献したパフォーマンスを絶賛。ピッチ上での躍動ぶりはこの試合でマークしたスタッツからも明らかだった。
海外フットボールアナリストのスタットマン・デイブ氏がSNS上に投じたものによると、ルートン戦で三笘はパス成功率93パーセントをマーク。このほか、58回のボールタッチで41本のパスを成功させ、キーパス5本、1アシストを記録するとともに、守備面でも6回中5度のデュエル勝利数を奪うなど、シーズン開幕戦で幸先良いスタートを切った。