勝利の女神がほほ笑んだこの2つの画像にファン注目

　女子ワールドカップ（W杯）の準々決勝で日本を2-1で下したスウェーデンは、スペインとの準決勝（8月15日）へと駒を進めた。代表チームの公式SNS上では、日本戦、アメリカ戦で起きた奇跡的な瞬間を収めた画像がアップ。海外ファンからは「マジック」「これは魔術だ」などの反応が上がっている。

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　前回大会3位の強豪スウェーデンは、グループリーグのG組を3連勝で首位通過し、決勝トーナメント1回戦では優勝候補アメリカをPK戦の末に下して、8強へ駒を進めてきた。日本との準々決勝では、パワフルなプレスや縦への推進力を駆使してペースを握り、前半32分にセットプレーの流れからDFアマンダ・イレステットが先制点を奪った。

　後半序盤の6分には、コーナーキックの場面で日本のハンドによりPKを獲得。これをMFフィリパ・アンイエルダールが冷静に沈めてリードを2点に。その後、やや運動量が落ちてきたなかで日本の反撃を受け同42分、MF林穂之香に1点を返されるも、1点リードをキープしたまま勝利を飾った。

　悲願の初優勝へ一歩近づいたスウェーデン。そんななか、代表チームの公式X上に上がった2つの画像が注目を浴びた。どちらもゴールラインとボールの位置を示したもので、1つ目はアメリカ戦でのPK戦におけるもの。リナ・フルティグが蹴った7本目のキックはGKが阻止したように思われたが、ゴールラインテクノロジーによる確認の末、数ミリ単位でラインを越えていたため、勝利を掴んだ。

　この瞬間を捉えた画像とともに並んだのが日本戦の終盤、MF藤田あおばのフリーキック（FK）をGKゼチラ・ムショビッチが防いだ際、ボールが落下した地点の瞬間を捉えたものだ。ゴールへ向かったシュートはクロスバーに直撃後、ムショビッチの背中、ゴールポストと当たってゴール前を通過。ボールはゴールライン上に落ちていた事実が、同じくゴールラインテクノロジーで確認されている。

　スウェーデンに勝利の女神がほほ笑んだこの2つの画像に対して、海外ファンからは「マジック」「宇宙が味方した」「これは魔術だ」などと驚きの反応が続々。決勝進出を懸けたスペイン戦でも、運を味方に付けた瞬間は果たして訪れるだろうか。