マンC新鋭18歳、アウェー戦で“ライター投げつけ”被害 「不愉快な出来事」と英非難

マンCでプレーするリコ・ルイス【写真:Getty Images】
マンCでプレーするリコ・ルイス【写真:Getty Images】

リコ・ルイスにスタンドからライターが投げつけられた

 イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間8月11日に行われたプレミアリーグ開幕節でバーンリーとアウェーで対戦し、3-0で勝利した。この試合でDFリコ・ルイスがスタメン出場となったなか、観客からライターを投げつけられる被害が起きた。

 現在18歳のリコ・ルイスはシティの下部組織出身。昨季プレミアデビューを飾った今後が期待される若手選手の1人だ。中盤でのプレーにも定評があり、昨季は主に右サイドバック(SB)で出場。迎えた開幕節のバーンリー戦では左SBでスタメン出場した。

 試合は前半4分にFWアーリング・ブラウト・ハーランドが幸先よくゴールを奪いシティが先制したなか、同18分に問題のシーンが発生した。

 自陣のコーナーフラッグ付近でボールをキープしようとしたリコ・ルイスに対して、バーンリーの選手がボールを奪いにタックル。リコ・ルイスは手で押されたような形でピッチ外に倒れこむと、スタンドから罵声とともにライターが投げつけられ、リコ・ルイスは頭を抱えた。

 英紙「ザ・サン」では、問題となった一連のシーンについて、「ホームファン席から投げ込まれたライターで撃たれた」と報道。記事によると、スタンドからライターを投げつけたファンは特定され、警察によってスタンドから退場させられたようだ。

 また、英紙「デイリー・エクスプレス」では、「不愉快な出来事」と今回の騒動について伝え、「シーズンの幕開けを不愉快なものにした」とファンの行動を非難した。

 プレミアリーグをはじめ、欧州のスタジアムはピッチと観客席が近く、臨場感のある試合展開を楽しむことができる一方で、選手に危険がおよぶ事例が起こっている。バーンリーもクラブとして声明を発表しており、「容認できない。追放命令が下される」としている。

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