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“マイアミの奇跡”はどうやって生まれた? 前園ら当時メンバー集結、明かしたゴール直前の裏話
「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」で前園氏、白井氏、伊東が対談
元日本代表FWの前園真聖氏が自身のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」で、ゲスト2人を迎えて1996年のアトランタ五輪を回想。“マイアミの奇跡”と呼ばれたブラジル戦決勝ゴールにまつわる裏話をしている。
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「【27年前の新事実】ブラジル戦のゴール数秒前に選手が考えていた戦術」
このように題されたコンテンツでは、前園氏がアトランタ五輪でチームメイトだった元日本代表MF伊東輝悦(アスルクラロ沼津)とDF白井博幸氏をゲストに迎えて当時を回想。アトランタ五輪で語り継がれているのは、グループリーグ初戦のブラジル戦勝利だ。
0-0で迎えた後半27分、前園氏が中盤で左サイドのMF路木龍次にパス。そこからのアーリークロスに、FW城彰二が突っ込む。そこに迫ったブラジルDFアウダイールとGKジダが交錯し、ゴール前にこぼれたボールを伊東が右足で押し込んで、これが決勝ゴールとなった。
伊東は「ゾノさん(前園氏)にパスを出したの僕」と、ゴールシーン前のことを回想した。
「ゾノさんにパスを出した時に前方を見た時にこれ行けんじゃねえぁと思った。それで走っていたら、あんなことになった(笑)。ボール触ろうか迷って触った。城彰二が触っていたら、ゴールを奪うことになっちゃうから、めちゃくちゃ迷った。ギリギリまで悩んで。でも、最後の最後で触っちゃえって(笑)」
また、王国ブラジルの印象については、「マッチアップは常にリバウドが近くにいた。めちゃくちゃ上手かった(笑)。サイズがでかくて、ボールの扱いも上手い。自分はサイズが小さいから、コイツどうしようもないなと。自由にさせたくないという思いでやったけど、やっぱ凄いなと。ジュニーニョとリバウドはえぐかった」と語っていた。