広島移籍のマルコス・ジュニオール、「別れのために取っておいた一枚」で“永遠の横浜FM愛”を宣言

広島へ移籍のマルコス・ジュニオール【写真:徳原隆元】
広島へ移籍のマルコス・ジュニオール【写真:徳原隆元】

今季はリーグ戦18試合で2得点

 横浜F・マリノスのブラジル人MFマルコス・ジュニオールは8月11日、サンフレッチェ広島への完全移籍が決定した。自身のインスタグラムで、「別れのために取っておいた一枚」をアップしている。

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 2019年に横浜FMに加入したM・ジュニオールは、同年のリーグ戦で15得点を挙げ、J1制覇に貢献。自身は得点王とベストイレブンに輝いた。在籍5年目の今季は先発定着には至らず、リーグ戦18試合(2得点)に出場も、スタメンは5試合にとどまっていた。

 広島加入に際し、M・ジュニオールは「サンフレッチェ広島という伝統あるクラブに加入することができ、嬉しく思います。僕のポテンシャルを評価してくれて本当に感謝しています」とリリースでコメント。「ここ何年か新たなチャレンジが必要なのではないかと考えていたので、今回移籍を決めました」と、移籍経緯にも触れた。

 また、4シーズン半過ごした横浜FMを通じては「このクラブで戦ってきた日々を振り返ると、様々な良い思い出がありますし、どこへ行っても、横浜 F・マリノスは僕の心にあります。このクラブでは、仲間であったり、目標の達成であったり、色々なものを得ることが出来ました」などと、感謝の言葉を述べた。

 M・ジュニオールは自身のインスタグラムで、「2019年1月13日。無数の写真の中から選ぶことができましたが、この写真は、私がここに移籍してきてからの別れのために取っておいた一枚です」と、横浜FMの本拠地である日産スタジアムを眺める一枚を投稿した。

「初めてこのスタジアムを見たとき、『私はここに歴史を作るぞ』と自分に言いました。そして、横浜マリノスのユニフォームを着て過ごしできた素晴らしい数年の間、それを実現することができました。横浜マリノスは私の人生を変え、想像もしなかったことを学ばせて頂きました。ただいつかマリノスを退団することを知っていましたが、この日こそになるのを想像もしませんでした。私のキャリアをこのクラブで終えると考えてくださった方々に本当に申し訳ありませんが、皆さんご理解頂ければと思います。最後になりましたが、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。私はいつまでも横浜マリノスを心に抱いていくことを誓います。今まで本当にありがとうございます。We are Marinos.!」

 M・ジュニオールの横浜FMへの強い思いが投稿からは窺えた。

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