セルティック新監督が開幕“先発落ち”の旗手怜央へゲキ 「自身を証明しなければ」「改善しなければいけないことを…」
「レオは練習ではとてもいい」
日本代表MF旗手怜央はスコットランド1部セルティックに移籍して以降、結果を出し続けてきた。これまで通算67試合に出場して13得点14アシストを記録し、昨季は年間最優秀選手の最終候補にもなった。しかし、今シーズンから就任したブレンダン・ロジャーズ監督は、旗手を絶対的なレギュラーとは見ていないようだ。スコットランド紙「デイリー・レコード」が報じている。
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8月5日に行われた第1節のロス・カウンティ戦でチームは4-2の勝利を収めたが、この試合で旗手は先発メンバーから外され、後半22分から途中出場した。昨季3冠の主要メンバーであり、今夏の移籍市場では去就が注目された旗手の先発落ちは現地でも話題となった。
ロジャーズ監督は「以前にも話したが、私の契約には誰かを必ず起用しなければいけないというものはない。彼は3年間の契約が残っており、急ぐことはない。新たなサイクルが始まり、新たな監督が来た。彼は彼自身を証明しなければいけない。周囲の反応に対して何も気にはしていない。私は最もエネルギーに満ちていて、メンタル面に加え、私たちがやろうとすることに対して最も効率性の高いチームをプレーさせる」と、競争が横一線であることを強調している。
そして、「レオが才能のある選手であることに疑いはない。だが、チームには他にも才能のある選手がいる。私は選手たちに対してオープンであり、正直でもある。彼らがチームのどの位置にいて、どう準備しているかを伝え、プレーできていない時に彼らは反応する必要がある。レオは練習ではとてもいい。彼は途中出場した。私の下でプレーするために、改善しなければいけないことを分かっている。練習でとてもいい反応を見せていて、シーズンを戦ううえでは欠かせない選手だ」と、旗手の重要性についてもコメントしている。
旗手にとっても悔しいスタートになったはずだが、新指揮官の信頼をつかめるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)