ルカクのユーベ移籍をファンは断固拒否? 本拠地“ピッチ”で見せた抗議行動に海外注目「サインするな!」
ユベントスファンがルカク加入の噂に抗議
イタリア1部ユベントスは現地時間8月9日、リザーブチームとトレーニングマッチを行い8-0の大勝を収めた。新シーズン開幕へ最終調整を行ったなか、試合後の一幕が話題になっている。英メディアが報じた。
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本拠地アリアンツ・スタジアムで行われた今回の試合。ユベントスは、セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチの2得点を皮切りに、ブラジル人FWカイオ・ジョルジのハットトリックなどでゴールショーを披露した。スパーリングの意味合いが強い一戦とはいえ、来る新シーズンへファンと気運を高められたのは間違いない。
ただ、試合後には大勢のファンが本拠地ピッチへなだれ込む事態が発生した。英メディア「スポーツ・バイブル」によると、侵入の目的は獲得が噂されているイングランド1部チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカクの加入を“阻止”すること。ファンはピッチ上で声を揃え「ルカクとサインするな!」とチャントを歌っていたという。
さらに、記事は「ルカク、ミラノにいてくれ。私たちには第2ゴールキーパーがいる」と書かれたバナーを掲げたファンがいたことも報道。これは、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でルカクが味方MFフェデリコ・ディマルコの決定機をブロックしたシーンを皮肉ったものだ。
ルカクは現在、チェルシーで完全に構想外となっており今夏の移籍が確実。サウジアラビアからのオファーは拒否し、ユベントス加入が希望だと伝えられている。とはいえ、そのシナリオを望んでいない模様。ルカクは新シーズン、どこでプレーすることになるのだろうか。
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