アザール新天地“3か国”の選択肢浮上 「最も有力」と海外メディア指摘の移籍先は?
今夏にレアル退団、いまだ新天地決まらず去就不透明
元ベルギー代表MFエデン・アザールは今夏にスペイン1部レアル・マドリードを退団し、無所属となった。現役引退も囁かれるなかで、スペイン紙「AS」アメリカ版によれば新天地として3つの選択肢が残っているという。
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アザールは度重なる怪我とそれに伴うコンディション不良によってレアルで本領発揮に至らないままスペインを去ることに。昨年末のカタール・ワールドカップ(W杯)を最後にベルギー代表からも退き、所属クラブが見つからなければ、このまま現役引退する可能性も報じられていた。
弟のキリアン・アザールが所属するベルギーのRWDモレンベークへの移籍なども可能性として伝えられていたが、現時点でアザールが検討している行き先の候補は3つあるという。それぞれアメリカ、ブラジル、サウジアラビアのクラブだとされている。
そのなかで「最も有力」として報じられているのは、アメリカ移籍だ。同1部メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスが32歳のMF獲得に関心を持っているという。MLSはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(ともにインテル・マイアミ)の加入で盛り上がりを見せており、アザールが彼らに続く可能性があるようだ。
ブラジルではボタフォゴが候補として浮上している。同クラブのオーナーであるジョン・テクストル氏はアザールをチームに加えたいと公言しているという。ボタフォゴは現在リーグ首位に立つなど好調で、アザールにとってはその点も魅力となりそうだ。
そして、具体的なクラブ名は明かされていないものの、アザールはすでにサウジアラビアのあるクラブからもオファーを受けているという。今夏に多くのスター選手が活躍の場を求めた中東も可能性として残っているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)