日本は東京五輪でスウェーデンに1-3黒星

　なでしこジャパン（日本女子代表）は、オーストラリアとニュージーランドで共催中の女子ワールドカップ（W杯）で4連勝を飾り、8月11日には準々決勝でスウェーデンと対戦する。中国大手メディア「SOHU」は、日本にとってスウェーデンがこれまでで“最大の難関”になると見立てている。

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　日本はグループリーグを3戦全勝。11得点無失点の成績で決勝トーナメントに勝ち上がった。引いて守備を固めたノルウェーを相手にボールを保持する展開となり、前半15分に相手のオウンゴールで幸先よく先制。同20分に今大会初失点を喫して同点に追い付かれたが、後半5分にMF清水梨紗が勝ち越しゴールを決めると、さらに同36分にはカウンターからMF宮澤ひなたが今大会5得点目を挙げ、試合を決定づけた。

　ノルウェーを撃破してベスト8へと駒を進めた日本は、優勝候補だったアメリカを破ったスウェーデンと8月11日に対戦する。

　中国大手メディア「SOHU」は「ベスト8が出揃い、日本は唯一のアジア勢となった」と、同じアジア勢の日本について伝えている。

「次の準々決勝で日本は強豪スウェーデンと対戦。今大会で開幕以来最大の試練を迎える。日本の先進的なプレースタイルがスウェーデンを打ち負かすことができるかどうか」

　スウェーデンはW杯では2011年、19年に3位、五輪では2大会連続で準優勝を誇る強豪。日本は東京五輪の準々決勝で1-3と敗れている。

「もし、日本が準々決勝で（スウェーデンに）勝利すれば、スペインとオランダの勝者と対戦する。スペインはグループリーグで日本に0-4と敗れたチームだ。しかし、決勝トーナメント1回戦のスイス戦では全く違う戦いぶりで、5-1と快勝している。スペインが準決勝に進むためには、ダークホースの南アフリカを2-0で下したオランダを倒さなければならない。今大会で無敗の1つであるオランダ（3勝1分）も、スペインに劣らない。この一戦の魅力は、日本対スウェーデンに負けないだろう」

　日本にとっては、スウェーデンとの準々決勝を含めて厳しい戦いが続くことになる。