浦和が4年ぶりにファンサービス実施 GK西川は前日にサインカードを準備で笑顔「夏休みのいい思い出になってくれたら」

浦和の西川周作【写真:徳原隆元】
浦和の西川周作【写真:徳原隆元】

1800人の応募があり、75組150人が当選

 浦和レッズは8月9日に公開トレーニングを実施。終了後には、2019年以来4シーズンぶりにファンサービスの時間が設けられた。GK西川周作は、この日のためにサイン入りのカードを用意して笑顔で触れ合っていた。

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 浦和はトレーニング終了後のファンサービスを行う日を事前に決める形式をとっていたが、20年に新型コロナウイルスの流行で取りやめとなってからは行われていなかった。そうしたなかで9日、4シーズンぶりに実施することが決まり、トレーニング終了後の選手のうち背番号が奇数の選手がクラブハウス内のサポーターズカフェでファンサービスの時間を過ごした。浦和によると、約1800人の応募があり抽選で75組150人が当選したとのこと。夏休み期間でもあり、倍率が約12倍という人気だった。

 大きく選手が入れ替わっているなかで、2014年から浦和でプレーする西川は「シンプルに嬉しい」と笑顔。そして、「今日、217枚の自分のカードに昨日のうちにサインをしてきたので、1人1人に渡そうかなと思って。毎日あれば一番なんですけど、徐々にということで。いつも自分たちは応援してもらっているので、できるだけ夏休みのいい思い出になってくれたら」と、事前に準備をしてこの日を迎えたのだと話す。

 ファンサービスの時間では笑顔を浮かべて話し、用意してきたカードを手渡していた。多くのことに制限がかかってきた社会だが、また1つコロナ禍前には当たり前だった光景が戻っていた。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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