シュツットガルト、日本代表DF伊藤洋輝を慰留へ 昇給ありの新契約、47億円の放出条項設定を視野

伊藤洋輝【写真:Getty Images】
伊藤洋輝【写真:Getty Images】

アヤックスはミスリンタットSDが伊藤の獲得を希望 

 ドイツ1部シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝はオランダ1部アヤックスへの移籍を浮上しているが、クラブはオファーを拒否したという。ドイツ紙「ビルト」によれば、シュツットガルトは今夏に伊藤を手放すつもりはなく、昇給を盛り込んだ新契約で引き留めようとしているという。

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 伊藤は2021年夏にシュツットガルトに期限付き移籍加入し、翌年に完全移籍した。レギュラーポジションを確保し、センターバック、あるいは左サイドバックとして活躍している。

 そんな左利きの日本代表DFに対し、今夏にオランダの名門アヤックスが関心を強めている。元シュツットガルトのスポーツディレクター(SD)で、現在はアヤックスのSDを務めるスヴェン・ミスリンタット氏が伊藤の獲得を望んでおり、1500万ユーロ(約24億円)をオファーしたという。

 しかし、シュツットガルトは今夏に伊藤を放出するつもりはなく、アヤックスからのオファーを拒否したとされる。クラブは2026年までとなっている伊藤との契約を見直し、昇給とともに3000万ユーロ(約47億円)の放出条項を新たに組み込むことを望んでいるという。

 伊藤はアヤックスへの移籍を望んでおり、「ビルト」紙は「このディフェンダー(伊藤)はこのことに落胆している」と報じている。24歳のDFはこのままドイツに残るか、それともオランダの名門へと旅立つのか。今後の動向が注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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