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「自嘲気味に笑った」と表情に批判も 女子W杯、米国スターへの現地リアルな声「傷ついたに違いない」
PKキックを外したラピノーについて現地ニューヨークのファンを直撃
アメリカ女子代表は、8月6日に行われたオーストラリアとニュージーランドで開催されている女子ワールドカップの決勝トーナメント1回戦でスウェーデンにPK戦の末に敗れた。このPKキックを外したFWミーガン・ラピノーの直後の表情に批判が殺到したが、英紙「デイリー・メール」が現地ファンに直撃した内容を報じている。
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W杯2連覇中のアメリカは、FIFAランク3位の強敵スウェーデン相手に苦戦。延長も含めた120分を終え、0-0のままPK戦に突入した。先行のアメリカは3人目まで連続で成功。スウェーデンの3人目が外し3-2となったのち、アメリカの4人目に登場したのが38歳のベテランMFラピノーだった。
しかしラピノーのシュートはバーの上を越して外れる。PK失敗後、ラピノーは下を向いて自嘲気味に笑った表情をしており、これがSNS上でファンの批判にさらされた。最終的に7本目で試合は決着。PKスコア4-5でスウェーデンに軍配が上がっている。
この問題で「デイリー・メール」紙は、ニューヨークのサポーターに聞き込み調査。「自嘲気味に笑った」とされるラピノーへの意見を集めると、肯定的な意見や、称える声があがったという。
「彼女は素晴らしいアスリートだと思う。彼女が直面しなければならなかったこと、特に最後の試合の出来事の後、間違いなくネット上での批判を見て、傷ついたに違いない」
「彼女について、不満をぶつけやすいターゲットとして見ている人たちがいるんだ」
「どのスポーツの選手にとっても、あのようにPKを外すと厳しいし、批判されるものだ」
「多くの人は、彼女が男女平等参画運動の先頭に立ち、その中で彼女は批判の的になったと分析している。そして、ターゲットにされると、人はどんな鎧の隙間でも探すものだ」
「報われない批判だ」
SNS上では多くの批判を浴びたラピノー。ミス後の笑顔については「私はこれまで、ほとんど枠を外したことがないの。だから笑顔がこぼれた」と説明している。今季限りでの引退を表明しているラピノーは残念ながらタイトル獲得できなかったが、母国では温かい声も送られていたようだ。