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衝撃を与えた「世界最高の1ミリ」 女子W杯のテクノロジーの“検証結果”は選手も驚き「これほどVARを…」
アメリカとのPK戦を決めたゴールラインテクノロジーの検証画像に驚く選手たちに注目
スウェーデン女子代表は、8月11日になでしこジャパン(日本女子代表)とオーストラリアとニュージーランドで開催されている女子ワールドカップ(W杯)準々決勝を戦う。決勝トーナメント1回戦では劇的なPK戦の末に勝利をもぎ取ったが、試合を決定したVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の検証画像ではしゃぐ選手たちの様子が話題を呼んでいる。
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FIFAランキング1位のアメリカと、決勝トーナメント1回戦で対峙したスウェーデン。GKゼチラ・ムゾビッチの好守もあり、0-0のまま延長戦へ突入。そこでもスコアは動かず、スコアレスドローのままPK戦へと突入した。
4-4で迎えた7人目。先攻アメリカのDFケリー・オハラのシュートは右ポストを叩く。後攻のスウェーデンは7人目FWリナ・フルティグが相手GKアリッサ・ネイハーに止められたように思われたが、ゴールラインテクノロジーによりゴールラインを越えているとの判定でゴールが認められ、スウェーデンが勝利した。
ゴールラインテクノロジーにより出されたVARの画像は反響を呼んだが、選手たちにとっても驚きの出来事だったようだ。スウェーデン女子代表の公式インスタグラムでは、ロッカールーム内でスマートフォンの画面に検証画像を映しアップにして確認するシーンを投稿している。
選手たちそれぞれが何度も確認し、驚きの表情とともに画像をタップする映像には「世界最高の1ミリ」「美しい画像だ」「これほどVARを愛したことはない」「とても良い雰囲気」と、選手たちの歓喜の様子をファンも楽しんでいた。
VARに救われた記憶に新しいのは、昨年のカタールW杯で日本のグループリーグ最終戦。スペインとの試合で起こった「三笘の1ミリ」だ。ファーサイドに流れたボールを三笘薫がラインぎりぎりで折り返し、田中碧が押し込んでいる。
スウェーデンは11日になでしこジャパンとの対戦を控えるなか、勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか。