「もう売ったよ」とベルルスコーニ会長が中国資本への売却を宣言

　ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長が、中国資本へのクラブ売却についてイタリア国営放送「RAI」のインタビューに応じ、「ミランを売るのかって？　もう売った」と宣言。さらにサポーターからの声に対して、売り言葉に買い言葉で応戦している。

　レポーターから質問を振られた名物会長は、「ミランを売るのかって？　もう売ったよ」と端的な言葉で応じた。

「日付は12月13日に設定されているが、いくつかの難しい問題は存在する。向こうが中国経済でも高い地位にあることもそうだ。その場合は1カ月か1カ月半の延期はあり得るかもしれない」

　さらにレポーターから「サポーターからは、あなたとモントリーボがいなくなって勝つようになったとの声が多く聞かれます」という挑発的な質問を受けると、これが名物会長のプライドを刺激したのか応戦に出た。

「サポーターはすぐに調子に乗るんだ。まあ確かに12月13日になれば私は過去の人間だ。モントリーボもまだ数カ月復帰できないだろう。つまり、ミランは全てのゲームを勝ち続けなければならないということだな」