なでしこジャパンは攻守に盤石? 下馬評を覆す快進撃に海外注目「全面的に好成績を収めているのは日本だけ」
4試合で14得点1失点と好調をキープ
なでしこジャパン(日本女子代表)は8月5日に女子ワールドカップの決勝トーナメント1回戦でノルウェー代表を3-1で下し、準々決勝でスウェーデンと対戦する。海外メディアは「今大会で全面的に好成績を収めているのは日本だけだ」と報じている。
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日本はグループリーグを3戦全勝。11得点無失点の成績で決勝トーナメントに勝ち上がった。引いて守備を固めたノルウェーを相手にボールを保持する展開となり、前半15分に相手のオウンゴールで幸先よく先制した。
同20分に今大会初失点を喫して同点に追い付かれたが、後半5分にMF清水梨紗が勝ち越しゴールをゲット。さらに同36分にはカウンターからMF宮澤ひなたが今大会5得点目を挙げ、試合を決定づけた。
ノルウェーを撃破してベスト8へと駒を進めた日本は、8月11日にアメリカを破ったスウェーデンと対戦する。
英メディア「90min」ドイツ語版は「本命の敗退がこれほど早く起こることを予測していた者はほとんどいなかっただろう」として、ドイツがグループリーグ、アメリカが決勝トーナメント1回戦で姿を消したことに触れつつ、今大会を分析している。
「スペインはすでにグループリーグの日本戦で0-4と大敗し、警鐘が鳴らされている。DFイレーネ・パレデスはこの敗戦を『アクシデント』と呼んだが、守備崩壊が再び起こらない保証はない。(5-1で勝利した決勝トーナメント1回戦の)スイス戦はテストにはならなかった。今大会で全面的に好成績を収めているのは日本だけだ。彼女たちは、戦前に優勝候補の本命リストには載っていなかった」
周囲の予想を上回る快進撃を続けている日本。準々決勝スウェーデン戦の戦いからも目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)