バルサとレアルで続出する負傷者はクラシコで復帰できるのか 地元紙が出場可否の状況を整理

今季の行方を占う大一番も、レアルはベイル、クロース、モラタの出場が絶望的

 バルセロナとレアル・マドリードが激突する伝統の“エル・クラシコ”は、現地時間3日にキックオフされる。世界中が注目する一戦となるが、今回は両チームともに負傷者が続出。スペイン紙「AS」は、負傷者と出場可否の状況をリスト化している。

 13試合を終えた時点で10勝3分と無敗で首位を走るレアルと、8勝3分2敗と波に乗り切れず勝ち点6差で2位につけるバルサ。今季のリーガの行方を占うことになりそうな一戦だが、ピッチ上には両雄の主力クラスの選手が並び立たない可能性が出ている。

 まずレアルでは、自慢の3トップ“BBC”の一角を担うFWギャレス・ベイルの離脱が大きい。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第5戦スポルティング・リスボン戦(2-1)で右足首を負傷。手術の必要性が伝えられており、全治数カ月との報道もある。

 ベイル以外にも故障者は多い。以下は同紙調べのレアル負傷者リストだ。

FWギャレス・ベイル:足首脱臼→欠場

MFトニ・クロース:第五中足骨骨折→欠場

FWアルバロ・モラタ:ハムストリング負傷→欠場

DFラファエル・ヴァラン:負傷箇所不明→出場微妙

DFファビオ・コエントラン:太もも負傷→出場可能

 中盤の舵取り役であるクロース、そしてスペイン代表の得点源で「BBCトリオ」に割って入る活躍を見せるモラタの出場も厳しい状況となっている。

 

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