「ベッカムやルーニーよりも悪い」 英女子代表FWの一発退場に反響、踏みつけ行為に批判止まず「相当ひどい」

ローレン・ジェームズが相手を踏みつけて一発退場【写真:ロイター】
ローレン・ジェームズが相手を踏みつけて一発退場【写真:ロイター】

相手選手を踏みつけて一発退場

 オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)は8月7日に決勝トーナメント1回戦のイングランド対ナイジェリアの試合が行われ、0-0でPK戦に突入。PKスコア4-2でイングランド女子代表がベスト8に駒を進めた。この試合の後半にイングランドのFWローレン・ジェームズがレッドカードを受けて退場処分となり、英国内で反響を呼んでいる。

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 試合は一進一退の攻防が続き0-0のまま試合終盤に突入。そんななか後半42分、イングランドのジェームズが相手選手ともつれ合って倒れ、相手選手を踏みつけながら立ち上がりイエローカードの判定に。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックからオンフィールドレビューが行われ、レッドカードの判定は変わった。

 その後、0-0のまま後半を終了し、イングランドは数的不利のなか延長戦に突入。最終的にPK戦までもつれ込み、4-2でイングランド代表がベスト8進出を決めている。

 英紙「ザ・サン」では、イングランドの勝利を「W杯準々決勝進出の危機を乗り切る」と伝え、「ウェイン・ルーニーのような瞬間」と、ジェームズの退場を報道。元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏が2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)準々決勝のポルトガル戦で一発退場となった過去を想起させるような出来事であることを強調した。

 記事内では、「ルーニーの再来だ」「ベッカムやルーニーよりも悪い」「ベッカムばりの狂気の瞬間」「相当ひどい」など、ルーニー氏の退場だけでなく、デイビッド・ベッカム氏の1998年に行われたフランスW杯での退場と照らし合わせるようなコメントが紹介された。

 一発退場となったジェームズは少なくとも1試合出場停止が確実だが、汚名返上の機会を得られるだろうか。

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