J1広島、広島県青少年健全育成条例違反により逮捕の普及部所属コーチを契約解除 社長らは報酬一部を自主返納
7月31日に広島県警に逮捕、翌月2日に処分保留のまま釈放
J1サンフレッチェ広島は、7月31日に発覚した普及部所属コーチの不祥事についての処分を決定。当人には契約解除処分(2023年8月7日付)が下されている。
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クラブは8月1日のリリースで、普及部所属コーチが広島県青少年健全育成条例違反により広島県警に逮捕されたことを発表していた。その後、8月2日に処分保留のまま釈放されているという。
釈放されたコーチは午前に中学校の非常勤講師、午後は当社契約コーチを兼務。クラブは「当人と面談し事実確認の上、プロサッカークラブのスタッフとして、この不祥事が社会に与えた影響の大きさに鑑み、今回の処分に至りました」と経緯を明らかにしている。
なお、この件に伴いクラブは責任者3名にも以下処分をそれぞれ下した。
代表取締役社長 仙田信吾氏 取締役報酬月額の10%の自主返納1か月
取締役事業本部長 片岸浩一氏 取締役報酬月額の5%の自主返納1か月
普及部部長 塩崎浩作氏 基本報酬月額の5%の違約金徴収1か月
クラブ声明は以下のとおり。
「被害に遭われたご本人様、並びにご家族の皆様に多大なご迷惑とご心痛をおかけいたしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます。併せて、日頃からサンフレッチェ広島にご声援を頂いているファン、サポーターの皆様、ご支援いただいている株主、スポンサー、地元自治体の皆様をはじめとする多くの関係者の皆様に、多大なご迷惑とご心配をおかけし、お騒がせいたしましたこと、誠に申し訳ございませんでした。当社といたしましては、二度とこのような事案を起こさないよう、従業員に対する監督・指導を徹底してまいります」
(FOOTBALL ZONE編集部)