日本代表DF菅原「めっちゃ上手くなった感覚はある」 名古屋時代の恩師に感謝「良い意味で変態です」
日本代表DF菅原、内田氏がMCの番組でキャリアを回顧
オランダ1部AZに所属する日本代表DF菅原由勢が、元日本代表DF内田篤人氏がMCを務めるスポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」に出演して、そのキャリアを振り返った。
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菅原は名古屋グランパスU-18時代の2018年、高校2年生で2種登録されると、登録が発表された翌日に17歳7か月27日という史上2番目の若さで開幕戦(対G大阪/3-2)のスタメンに抜擢されてJリーグデビューを飾った。19年にはオランダの強豪AZへ移籍し、すでに4シーズンで公式戦156試合出場10ゴール20アシストという数字を残している。
名古屋で菅原を抜擢した当時の監督である風間八宏氏について、菅原は「めっちゃ変態ですよ。良い意味で変態です」と言い、その理由を「めっちゃ(要求が)細かいです。(ボールを)止めることにこだわっていて、自分で『止めたな』と思っていたら、『それ、全然止まっていないよ。そんなので止まったと言わないでくれる』と言われました」と、当時のエピソードを明かした。そして、「めっちゃ上手くなった感覚はあります。ちょっと期間は短かったですけど」と、風間氏の指導が成長に大きな助けになったと認めた。
第2次森保ジャパンでは、ここまで4試合すべて右サイドバック(SB)で先発出場している菅原だが、Jリーグデビューをした時はセンターバック(CB)だったという。高校2年で沖縄キャンプに帯同したことで、風間氏の信頼を得たと振り返った。
菅原は「すごくない? CBって。経験も必要だし、179センチというのはCBにしては大きくない。なんかあったんだろうね、光るものが」と、内田氏が驚くと、「キャンプの最後の練習試合で、『CBがいないから、CBで出て』と言われたんです」と経緯を話す。
「そこで個人的にもまぁまぁだったんです。身長的にも『CBで出ることなんてない』と思っていたんです。それがキャンプが終わって、次の日にクラブの人に『明日からトップチームに来て』と言われて、行ったらスタメン組のところに自分の番号があって。『あんなので、いきなりそこに行っちゃうんですか、僕?』みたいな感じでした」と、自身も戸惑ったことを明かした。
(FOOTBALL ZONE編集部)