ホームのニッパツ三ツ沢球技場で神戸と対戦

　J1リーグで17位の横浜FCは、第22節でホームのニッパツ三ツ沢球技場に首位のヴィッセル神戸を迎えた。序盤からボールを保持されて押し込まれる展開のなか、MF井上潮音のスーパーゴールで先制点を挙げている。

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　最下位の柏レイソルとの勝ち点差がわずか1の横浜FCは、序盤から我慢の展開を強いられた。それでも球際に強くいき粘り強く守備をしながら、反撃の機会を待つ。

　迎えた前半23分、昨シーズンまで神戸に所属していた井上が古巣を相手に牙をむく。中盤で縦パスを受けると、寄せてくるDFの間をすり抜けてボールを運び、距離のある位置から右足を振り抜く。ボールはそのままゴールに決まり、今季リーグ戦2得点目となるゴールで横浜FCが先制した。

　我慢の展開を強いられていたなかで決まったスーパーゴールに、三ツ沢球技場に集まった横浜FCサポーターは歓喜に沸いた。井上の恩返し弾で幸先良く先制した横浜FCだが、このまま勝ち点を上乗せすることができるだろうか。