「J1・PAへのパス数ランキングTOP20」 浦和の司令塔が日本人トップ、成功率トップは鹿島勢ら4人
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▼選手編
[パス数TOP20] [クロス数TOP20] [ドリブル数TOP20] [空中戦数TOP20] [タックル数TOP20] [失点誘発ミス数TOP20] [ペナルティーエリアへのパス数TOP20] [守備チャレンジ数TOP20] [ゴール関与数TOP20]
▼チーム編
ダブル中村や遠藤らベテランも健在 成功率では神戸の藤田、広島の柴崎もトップタイ
今季のJ1リーグ戦が終了したなか、「Instat」社のデータを基に「ペナルティーエリア(PA)へのパス数ランキングTOP20」を発表する。最多は今季途中に甲府から柏に移籍したクリスティアーノだ。数字は両チームでの合計で、その攻撃性を示す一つの指標となる。得点ランキング3位の16得点を叩き出したブラジル人アタッカーは高い得点力に加え、パサーとしても十分に脅威を与えていた。
日本人トップは2位の柏木陽介(浦和)だ。総数ではクリスティアーノを下回るものの、90分あたりではトップタイに並んでおり、ボランチの位置から強烈な存在感を放つ。このプレーメーカーがセカンドステージ優勝や年間勝ち点1位の原動力となった。
3位はリーグ最多得点を誇った川崎フロンターレの中村憲剛。柏木とはわずか12本差で、正確なキックを駆使して攻撃陣を操った。300本超えは3人のみで、4位以下を大きく引き放している。
4位は意外にもJ2に降格した名古屋の田口泰士がランクイン。トップ10で同一クラブから唯一2人名を連ねたのは鹿島勢で、6位に柴崎岳、8位に遠藤康が食い込んだ。遠藤保仁(G大阪)や中村俊輔(横浜FM)らベテランもいまだ健在で、DF最高位は鳥栖の吉田豊だった。
トップ20内での成功率では、柴崎と遠藤の鹿島勢に加え、藤田直之(神戸)、柴崎晃誠(広島)の4人が57%で並ぶ結果となった。
※「Instat」社は、世界中のプロリーグの試合をカバーし、毎週1000試合以上のデータを生成。各選手のパフォーマンスを独自の基準で算出している。