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アトレチコ監督がミランで躍動するレフティーに注目 補強禁止処分明けの獲得に動くか
闘将シメオネが高く評価し、獲得に向けて調査を開始とスペイン紙が報じる
ACミランで右ウイングのポジションを確保し、攻撃陣をけん引しているFWスソに、母国スペインの名門アトレチコ・マドリードが獲得に興味を示しているという。スペイン紙「AS」が報じている。
アトレチコを率いるディエゴ・シメオネ監督は、スソの活躍を高く評価し注目しているという。すでに、チームの一員としてスソを迎えるために調査をスタートさせ、獲得リストの中に名前を記載したと報じている。
しかし、そこには大きな壁が一つある。それがアトレチコの補強禁止処分だ。
アトレチコは18歳未満の外国人選手の登録に関する違反があったとして、FIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分を科された。それにより、今冬と来夏の移籍市場では新たな選手を補強することができない。そのため、スソの加入で合意に達したとしても、実際に移籍が実現するのは2018年1月になる。
実際には、すぐにアトレチコへの移籍が実現する状況にはないが、少なくともシメオネ監督とアトレチコがミランで存在感を増しているスソに大きな注目をしているのは間違いない。昨季ミランで出場機会を得られずジェノアへ期限付き移籍という状況を味わったスソは、今季のブレークでヨーロッパでも注目の存在にのし上がろうとしている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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