浦和GK鈴木彩艶、シント=トロイデンへの期限付き移籍を発表 600字の長文コメントで「力不足を痛感」「覚悟を持って決断」

浦和の鈴木彩艶【写真:徳原隆元】
浦和の鈴木彩艶【写真:徳原隆元】

クラブがリリースで発表

 J1浦和レッズは8月6日、GK鈴木彩艶がベルギー1部シント=トロイデンへ期限付き移籍することを発表した。クラブ間合意に達し、メディカルチェック後に正式契約となる。また、期限付き移籍期間は、2024年6月30日まで。

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 20歳の鈴木は浦和のアカデミーで育ち、19年にトップチームに登録。今季はここまで守護神GK西川周作の牙城を崩せず、リーグ戦は1試合も出場していなかった。

 鈴木のコメントは以下のとおり。

「このたび、シント=トロイデンに期限付き移籍することを決断いたしました0歳から浦和で育ち、埼玉スタジアムで世界一のファン・サポーターと共にプレーすることを夢見て、11歳のときに浦和レッズジュニアに加入しました。そこからアカデミーで7年間、多くのことを学び浦和レッズジュニア出身の選手として、はじめてプロ契約を結ぶことができました。浦和レッズの選手になり、守護神としてゴールを守りタイトルを獲得する、という目標を持って闘ってきましたが今日までに実現させることができず、悔しい気持ちと共に自分自身の力不足を痛感しています。

 しかし、素晴らしいチームメート、スタッフ、ファン・サポーターと共に戦った試合の一つ一つを鮮明に覚えています。共に喜びを分かち合ったこと、時には厳しい声をかけてくれたこと、全てが僕の大切な財産です。今回の移籍はとても難しい決断でしたが、自分の夢を達成するために覚悟を持って決断いたしました。また、チームとしてもリーグタイトル獲得に向けて、とても重要な時期にこの移籍を受け入れてくれたクラブに感謝したいです。

 アカデミーの選手たちの目標となれるように、浦和レッズの選手としてプレーしてきた誇りを胸に世界で闘ってきます。いつの日か、再び浦和レッズのユニフォームを着てプレーできるように頑張ってきますので、引き続き浦和レッズと共に応援していただけるとうれしいです。11年間ありがとうございました」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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