森保監督、吉田麻也のLAギャラクシー移籍に見解「その先を踏まえても…」 MLSへの評価は?
吉田のアメリカ行きに「素晴らしいチャレンジ」 MLSは「独自の盛り上がりがある」
名古屋グランパスは8月5日、J1第リーグ第22節でアルビレックス新潟と対戦し、1-0で勝利した。試合後、現地に取材に訪れていた日本代表の森保一監督が囲み取材に応じ、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーに移籍したDF吉田麻也について、自身の見解を述べている。
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国立競技場で開催された一戦は、前半14分にMF森下龍矢の先制点で名古屋が先制。この1点を最後まで守り切った。視察に訪れていた森保監督は、試合の所感を語りつつ、日本代表のキャプテンとしてチームを率いた吉田のLAギャラクシー移籍について尋ねられると、「彼の経験を活かせるはず」と見解を述べている。
「彼自身の幅が広がる素晴らしいチャレンジだと思います。オランダ、イングランド、イタリア、ドイツを渡り歩いたその経験は本当にすごいなと思いますし、彼がやってきていることを評価してくれている世界の舞台があるというのは素晴らしいこと。これから選手のキャリアを続けていき、その先を踏まえても、素晴らしいチャレンジになるなと」
また、MLSの印象について質問されると、「これまでだと、久保裕也(FCシンシナティ)選手の活躍だったりは把握している部分ではありますけども、非常に盛り上がりのあるリーグだと考えていますし、世界各国からもタレントが集まってきている。アメリカ独自の盛り上がりがあると感じています」と回答した。
今夏の移籍市場ではインテル・マイアミが、スーパースターのFWリオネル・メッシを筆頭に、MFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバらを獲得し、世界トップクラスのタレントがMLSに活躍の場を移している。吉田がそのような環境に身を置くことに対し、選手としても、その後のセカンドキャリアにおいても、森保監督はポジティブに受け取っている様子だった。
(城福達也 / Tatsuya Jofuku)