「決して故意に踏んではいません」 新潟DF田上、警告を受けた相手選手へのラフプレーをSNSで説明「しかし、一歩間違えれば…」
田上は名古屋MF野上に謝罪
アルビレックス新潟は8月5日、国立競技場でのJ1リーグ第22節で名古屋グランパスと対戦し、0-1で敗れた。前半32分にDF田上大地が相手選手の足を踏む形となり、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)とオンフィールドレビューの結果、イエローカードが出されたシーンが反響を呼んだが、試合後に田上が自身の公式X(ツイッター)で状況を説明している。
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新潟は前半14分、名古屋MF森下龍矢に先制点を奪われ、追う展開が続く。そのなかで迎えた同32分だった。
自陣でボールを奪った新潟は素早く縦に展開。MF秋山裕紀が中央で持ち上がり、左サイドの田上にパスを送る。田上は放ったシュートはGKランゲラックに阻止されたが、その後スライディングで阻止しに来てピッチに倒れていたMF野上結貴の左足を踏みつける形になり、試合は一旦ストップとなった。
VARが介入し、退場の可能性がチェックされたなか、山本雄大主審はオンフィールドレビューを実施。最終的にイエローカードが出された。
SNS上では厳しい声も飛び交ったこのプレーについて、田上は試合後に自身のXに「今日のイエローカードのシーンについて説明させてください」と綴っている。
「名古屋グランパスの野上選手の足を踏んでしまった事は事実ですが、決して故意に踏んではいません。しかし、一歩間違えれば大きな怪我に繋がりかねないプレーだったので、反省してます。野上選手の怪我に繋がらず、本当によかったです」
田上はさらに、別の投稿で「試合後も野上選手に謝罪させていただきました。両チームの熱いサポーターの皆様が作り出した素晴らしい雰囲気のスタジアムの中で、あのようなプレーが今後起きる事のないよう、気をつけます」と、野上に謝罪したことを報告。「アルビレックス新潟サポーターの皆様、勝利を届けることが出来ず申し訳ないです。ただ、アルビサポーターをこの場所に連れてきたい、そう素直に思いました。またこの場所に戻って来れるよう、頑張りますので、これからも熱いサポートよろしくお願いします!」とメッセージを続けていた。