三笘薫が「欧州トップクラブの選手」になるには? 情報通エージェントが語った持論
モラナ氏は「プレミアで地位を確立するのは簡単ではない」と指摘
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ2年目を迎えようとしている。日本人選手に精通するエージェントのマウリツィオ・モラナ氏は、「昨シーズンと同様の活躍を再現できれば、欧州トップクラブの選手になれるかもしれない」と予想している。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカート・ウェブ」が伝えた。
ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへのレンタルで武者修行し、ブライトンに復帰した昨季、三笘はプレミアリーグ挑戦1年目で33試合に出場して7得点5アシストと好成績をマーク。6位に入り、クラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。
オフにはアーセナルなど欧州5大リーグのビッグクラブ行きも噂されたなか、ブライトンのプレシーズンに参加。そのなかで、海外や日本国内でプレーする日本人選手のエージェントを務めるマウリツィオ・モラナ氏が「TMW」と「Radio Sportiva」のコラボ番組「A tutto mercato minuto per minuto」に出演した際、イタリア1部ラツィオ移籍が決まった鎌田大地について答えつつ、韓国代表MFイ・ガンイン(マジョルカ→パリ・サンジェルマン)、そして三笘についても言及した。
「私は三笘に惚れ込んでる。大学時代で彼を知った。彼はモダンなウインガータイプで、ボールコントロール、方向転換の多彩さ、スピードを備えている。(ロベルト・)デ・ゼルビ監督は彼の力を引き出したが、プレミアリーグで地位を確立するのは決して簡単なことではない。もし彼が昨シーズンと同様の活躍を再現できれば、欧州トップクラブの選手になれるかもしれない」
三笘は来たる新シーズン、昨季を上回る成績を残せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)