名古屋が新潟に1-0勝利も…両チームに起こった“一発退場級の危険プレー”に国立競技場も騒然

激しい攻防が繰り広げられた【写真:徳原隆元】
激しい攻防が繰り広げられた【写真:徳原隆元】

新潟DF田上、名古屋MF米本のプレーがVARの対象に

 名古屋グランパスは8月5日、国立競技場で開催されたJ1第リーグ第22節アルビレックス新潟戦で1-0勝利を収めた。一進一退の好ゲームとなった一方、両チームともに退場の可能性のある危険なプレーがあり、スタジアムが騒然とする場面があった。

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 試合は前半14分、MF森下龍矢の先制点で名古屋が先制する。対する新潟も、同32分に決定機を迎える。新潟のカウンターの場面、ペナルティーエリアでパスを受けたDF田上大地がダイレクトで右足を振り抜く。シュートは枠を捉えたもののGKミチェル・ランゲラックの好セーブで得点には至らなかった。

 しかし、そのシュートの際、スライディングした名古屋MF野上結貴の左足を田上が踏みつける形となり、試合は一旦中断。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)介入で退場の有無が確認されたなか、山本雄大主審は最終的にイエローカードを提示した。

 一方、後半40分には名古屋側に危険なプレーが起こる。左サイドでMF米本拓司のパスがカットされ、新潟がカウンターを仕掛けようとした際、米本が両足のスライディングで新潟FW鈴木孝司を転倒させてしまう。鈴木の足を絡め取る蟹挟みのような形になった危険なタックルに、MF高宇洋が激昂し米本を胸で突き飛ばす事態に。スタジアムが騒然となるなか、VARでの確認が入り、最終的に米本のタックルに関してもイエローカードにとどまった。

 試合は1-0で名古屋が逃げ切ったが、冷や汗をかくような瞬間も目立った一戦となった。

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